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サンパウロ(市)(São Paulo
http://www.capital.sp.gov.br/
人口 11,016,703 (2006年)
地図: こちら
概要:
サンパウロ市は、ブラジル南東部、標高約800メートルの高台に位置するサンパウロ州の州都。大サンパウロ圏の人口は約1,100万人(2001年)で、ブラジル、また南半球最大の都市。

サンパウロの高層ビル群


サンパウロの高層ビル群


サンパウロ市街地

市街地には高層ビルが立ち並ぶ大都会である。イタリア系やユダヤ系、日系ブラジル人が多い他、最近では韓国等のアジア諸国からの移民が増えている。内陸に位置するため、南方60キロの位置に在るサントスを外港とする。「サンパウロ」は、ポルトガル語でキリスト教における聖人の1人である聖パウロの意味。漢字では、「聖市」と表記される。

日系ブラジル人の約70%、約100万人が在住しているサンパウロは、トヨタ自動車や東芝、東京海上日動、コマツなど、様々な業種の日本企業が数百社進出しており、世界でも有数の規模の日本人学校、サンパウロ日本人学校があるなど、日本との縁が非常に深い都市である。

リベルダージ:
サンパウロ市の中心地にある東洋人街「リベルダージ(Liberdade)」地区は、街の入口に鳥居や太鼓橋があり、また、中心部にも小さな日本式庭園が設置され、地区全体の街灯が鈴蘭の形をしているなど随所に日本らしさを取り入れた街づくりがされている。日伯文化協会がある他、日系人が経営するホテルや日本食レストラン、本屋などが立ち並び活況を見せているほか、近年では中国系や韓国系など、他のアジア系住民の数も多い。


東洋人街「リベルダージ(Liberdade)」地区


尚、日伯文化協会内に設置されている移民博物館では、当時の生活を再現した展示コーナーや日系人移民の旅券、当時使用していた生活用具などさまざまな文物が展示されており、日系ブラジル人の歴史を知る上で貴重な存在となっている。地下鉄のリベルダージ駅前の広場では一年の節々に、茅の輪くぐりや甘茶の振る舞いなど日本の年中行事が再現され、また秋田犬の品評会など日本に関わる行事が開催される。

元々は「日本人街」と呼ばれていたが、現地への同化が進むとともに日本人の人口が減少し、それと入れ替わるように活況を帯びてきたが中国人や韓国人が多く移民して来た事から、2004年に正式に「日本人街」から「東洋人街」へと改名された。しかし、元々は「日本人街」だっただけに、街づくりや人口・店舗の比率からして日本人街と呼べる。

サンパウロでは日本語による新聞も発行されている。主にサンパウロ新聞(Jornal de Sao Paulo)とニッケイ新聞(Jornal do Nikkey)の2社があり、日本やブラジルの現地ニュースを日本語で読むことが出来る。また、これら日系紙では「サンパウロ市」のことを「聖市」と表記している。

昔のサンパウロの様子: http://www.prodam.sp.gov.br/dph/acervos/acimagem.htm


近くの主な観光地:
サンパウロ(São Paulo:州都、州最大の都市。ブラジルおよび南半球最大の都市。ブラジル経済の中心
サントス(Santos):サンパウロの港として機能している。1908年に日本からの最初の移民が到着した港
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