カンポ・グランジ（Campo Grande）はマトグロッソ・ド・スル州の州都。標高532m、年間平均気温24度。同州最大の都市で、ボリビア・パラグアイへの道路が通ずる。

地勢・産業 中心集落はサンパウロの西北西約900キロのマラカジュ山脈中にあり、標高約540m。豊かな農牧地帯を背後に控え、牛やコーヒー、米、綿花、サトウキビ、トウモロコシなどの農作物の集散地であり、また食肉、皮革、マテ茶（パラグアイ茶）などの加工業が盛ん。

交通 東西交通の要地で、サンパウロからボリビア国境の町コルンバ、パラグアイ国境の町ポンタポランへ通じる幹線鉄道が通る。また、道路も四通する。都市の郊外をカンピーナス-サンタクルス間のパイプラインが走る。

沖縄からの移住者と彼らの子孫（日系人）が多い。いくつかのレストランのメニューには「Soba」や「Yakisoba」がある。日本で食べられているソバや焼きそばと比べると、特に麺の見た目と味が違う。 水曜、木曜、金曜、土曜、日曜には、市中心の市場（Feira Central）にて「Soba」や「Yakisoba」を食べることができる。

なお、リオ・デ・ジャネイロ近くにも「カンポ・グランジ」という地区があるが、本市とは異なる場所である。


カンポグランジ国際空港

２時間半で市内を見学できる観光バス「City our」。２階席R$ 8、１階席R$ 6。

市内観光地図